今日から息子が約1週間半ぶりに登園したのですが、行きたくないと泣いて大変でした。
元々8月からの新しいクラスに慣れていないのに、風邪で長く休んじゃったので、行きたくないのは分かりますが、かといっていつかは行かないといけませんからね。その事で不安定だったのか、朝食時にも不機嫌で、パパが牛乳をコップに入れるのを忘れたのに、「パパ、牛乳入れて」と言えなくて、私が来るまで待っていたんです(私は朝から子供達の朝食ボックスを詰めているからあまり一緒に食べれない)。
私が牛乳がコップに入っていない事に気づいて、「牛乳が入ってないから機嫌悪いの?パパが忘れたの?パパが今日は笑顔じゃないから「入れて」って言えないの?」と質問するとそうだとのこと。パパがせかせかしていて口調が優しくなかったから、パパが聞いても答えなかったみたいです。。。普段はひょうきんなパパと楽しく遊んでいるのですが、パパの方が厳しいので、不安定な時はママが全てを察して聞かないと埒が明きません。最終的に、赤ちゃん返りをして、ママにシリアルを食べさせてもらいたい、とのことで、私がシリアルをあーんして食べさせました 笑。
うちの息子、思ったことを言えないタイプで、それで園でも苦労している部分があるみたいです。ある時、園庭で息子がずっと立っていて、泣き出したそうで、先生がどうしたのか聞くと、「ジャンプをしたかったけど、していいか聞けなかった。」のが悲しくて泣いてたそうです。園庭でジャンプはしていいに決まっているし、疑問だったら聞いたらいいのですが、うちの子は受け身なタイプだから難しかったみたいです。
これは私が家で「ソファの上でジャンプしたら危ないからダメ」って言いすぎたからか、はたまた、「部屋でジャンプしたら下の階に響くからダメ」って言いすぎたから?と思いましたが、集合住宅だとどこのお宅もそうだろうし、ソファは危ないですよね。。。しかも家では基本的にはやんちゃだから、放っておいたらケガしそうだし。。。私がいつも察してあげるから、自分から言えなくなったのか、はたまたそういう性格なのか。。。
と悩みはつきませんが、「パウパトロールの雑誌とパズルを持って行こうか?」で行く気にはなってくれて、泣きながら手をつないで園に行き、担任の先生の前でも泣いていたのですが、通りがかった前のクラスの先生が、かかんで名前を呼んで手を広げたら、体が勝手に動いたのか、その先生に抱き着きに行って、何とかお別れできました。。新しい先生は上のクラスの活発男子と楽しく遊べる系で、下のクラスのように幼児を抱っこする系じゃないので、まだ慣れていないのかも。。。
という話は置いておいて、小学生になった娘の為に買った学習机の話でも。
日本だと、入学祝のシンボルとして、学習机は欠かせないと思うのですが、ドイツだとそこまででもないみたい。学童で宿題はしてくるし、まだ小さいからリビングで宿題を見てあげればいいし、というタイプの家庭もあります。ま、そういう子は大抵自分のお部屋を持っているので、学校の道具とかはお部屋に置けばいいですが、うちは娘だけのお部屋じゃないので、学習机を買って、娘の学校スペースを作ってあげないと、と思いました。新しい机があると、やる気もアップしますしね。
という事で、家具と言えばの「Möbel Höffner」へ。近くのこの家具屋さんはとにかく巨大で、これだけあれば何か見つかるだろう、ってくらい品揃えは豊富です。難点は、在庫が無い商品も多く、そういう場合は納品に8週間(2か月)から12週間(3か月)かかる、って事ですね。
近年のドイツの学習机のトレンドは、とにかく良い姿勢を保てる調整型の机です。
机の高さだけでなく、表面の角度を調整できたり、椅子も高さや背もたれの角度だけでなく、足の長さに合わせて背もたれの奥行も変えられるんです。ドイツの小学生、大きな子は凄く大きいし、成長スピードも早いですしね。
ということで、一番良さげでかつ在庫があったのがこちら!
Paidi社の学習机。机の高さや角度調節、椅子の高さや背もたれの角度や奥行、が変えられて、調節も割とスムーズなタイプです。
クッション等の色や木の色も選べるのですが、在庫のある無しがあって、在庫があったのがこちらの組み合わせで、書類入れは2か月待ちでしたが、とりあえずは机と椅子があればいいかなと。椅子と机と書類入れの3点で836ユーロでした。
下に大きな引き出しが付いていて、大きめの画用紙なんかでも収納が容易なのもポイント。
この書類入れの上にクッションが付いているのは、親が宿題をみてあげる時の椅子になる事を想定しているからだそう。体重100kgまで大丈夫だそうで、かなり丈夫です。確かに、ドイツ人って大きいし、うちの夫も身長187cmで体重は90kgだし、そういったパパが座っても大丈夫なようにできてるみたい。これがあると、わざわざ椅子を持ってこなくてもいいのがありがたいですよね。
そして組み立てて我が家の子供部屋の窓辺に設置。
なかなかいい感じです。
本当は壁際のおむつ交換台を撤去して設置する予定でしたが、息子のトイトレが完了していないので、撤去するのを躊躇。。。
机の表面の角度がこうやって調節できるので、お絵描きの時の姿勢もばっちりなんだとか。プロの画家って感じですよね。
うちの娘は近視気味のお絵描き好きなので、この机の説明を聞いた時に、「これだ!」と思いました。
初めての宿題をする娘。まだ文字を習っていないので、お絵描きとかで、「宿題をする」という習慣を身に着ける段階かな。
机の面の間の隙間は、指が挟まらないようにある程度間隔を開ける事が義務付けられているそうで、その隙間に物が落ちないように、ブラシみたいな毛が付いています。
この机は明るい色合いの木目調なので、圧迫感が無いし、かといって白一色などよりも汚れが目立たないのがポイントです。
うちの落書き好きの息子が、早速ボールペンで落書きをして焦ったのですが、最初気づかなかったくらい目立たなかったし、消しゴムでこすると消えてホッとしました。
これで楽しく勉強してくれますように。